競争優位性を高める為の視点③

競走

皆さんこんにちは、アイコンサルティングの畑中です。

 

前回、前々回と、競争優位性を高める視点として、マイケルポーターの5フォースモデルの「新規参入の脅威」と「代替品の脅威」についてみてきました。

 

本日は残りの、「既存同業者との敵対関係」と「売り手の交渉力」「買い手の交渉力」について入っていきたいと思います。

 

 

◆既存同業者と敵対関係
ある業界に既に存在している企業同士の敵対関係の度合いを指し、それが高まるほど業界内での競争は激しくなります。

そして、既存同業者の敵対関係が強まる要因としては、

・同業企業の数が多い
・同規模の企業が多い
・業界の成長速度の遅い
・取引先変更の容易さ
・固定費や在庫コストが高い
・撤退障壁が高い

 

などあり、これらの点に該当し、その度合いが強いほど業界内の競争は激しくなっていきます。

 

 

 

◆売り手の交渉力
売り手の交渉力とは、部品や原材料、商品等の仕入れ業者との力関係を指ていて、それが強まると仕入コストが上昇したり、納期や品質面における条件も不利となり、競争力が低下する恐れがあります。

 

そして、売り手の交渉力が強まる要因としては、

 

・売り手の業界が少数企業によって集約されている
・別の代替品と戦う必要がない
・買い手の業界が売り手側からしてそれほど重要な顧客ではない
・売り手の製品・サービスが、買い手にとって重要である場合
・製品がしっかりと差別化されている場合
・売り手が川下企業の統合・買収を示している場合

 

 

などあり、これらの点に該当し、その度合いが強いほど売り手の交渉力は高くなっていきます。

 

 

 

◆買い手の交渉力
買い手の交渉力とは、顧客が売り手に対して価格値下げや品質の向上などを要求する力の関係を指し、買い手の交渉力が強まると、売り手の収益性は低下しやすくなってしまいます。

 

そして、買い手の交渉力が強まる要因として、以下のような条件があげられます。

 

・買い手が集中し、売り手の総取引量にとって多くの購入をしている
・買い手のコストに占める割合が大きい製品である
・買い手が取引先を変えるコストが低い
・買い手の製品やサービスの品質にとって影響力が小さい
・買い手が十分な情報をもっている
・買い手が消費者の購入決定に影響力が行使できる

 

などあり、これらの点に該当し、その度合いが強いほど買い手の交渉力は高くなっていきます。

 

いかがでしたでしょうか?

 

3回に渡り、ポーターの5フォースモデルについて書かせて頂きました。競争優位性を高める視点を把握し、競争のメカニズムと、業界の収益性を判断する指針として活かして頂けますと幸いです。

 

最後までお読み頂き有難う御座いました。

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