人材育成投資の重要性

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こんにちは、アイ・コンサルティングの谷川宏樹です。

 

 

 

本日のテーマは「○○○の重要性シリーズ」の第11弾「人材育成投資の重要性」について。

 

 

 

 

人材育成への投資が重要だということは、ほとんどの方が同意されるところでしょう。しかし、その捉え方として、いかほどにそう思っているか、という度合いは人によって差があるかと思います。

 

 

 

 

昔から「人材」や「人材育成」の重要性については、本当に色々な方が述べています。

 

ü  人は城、人は石垣、人は堀(武田信玄)

 

ü  事業は人なり(松下幸之助)

 

ü  これからの急務は形式的資格や功利の追求ではなく、心がけを練り、信念識見、才能を養うて、仕事のために、国家のために、立派に役立ってゆく人物人材の修練養成にあり、これが真の成功の条件であります。(安岡正篤)

 

ü  人材育成が最大の課題。あくまでも人材育成が最優先です。この順番を間違えると「質」が落ちて失敗してしまいます。(原田泳幸)

 

ü  出光の仕事は金もうけにあらず。人間を作ること。経営の原点は人間尊重です。世の中の中心は人間です。金や物じゃない。その人間というのは、苦労して鍛錬されてはじめて人間になるんです。金や物や組織に引きずられちゃいかん。そういう奴を、僕は金の奴隷、物の奴隷、組織の奴隷というて攻撃している。(出光佐三)

 

ü  本当のリーダーとは多くの事を成し遂げる者ではなく、自分を遥かに超えるような人材を育てる者(ホセ・ムヒカ)

 

ü  あらゆる組織が「人が宝」というところが、それを行動で示している組織はほとんどない。本気でそう考えている組織はさらにない。人材の育成こそ最も重要な課題であることを忘れてよいはずがない。(ピーター・ドラッカー)

 

 

 

 

これらの言葉を見ると、人材というのはやはり、土台、基盤、おおもとであり、それを育てることは、何よりも大切な活動なのだ、ということを改めて思います。

 

 

 

 

当社では、「経営の基本」として、経営というのは「正しい経営戦略」「好ましい人材・組織」「確かな経営管理」の3つを行なっていくことが経営の基本である、という考えを伝えています。

 

 

 

 

つまり、この3つが基本として大事で、そのうちの一つが「好ましい人材・組織」となっているのですが、さらによく考えてみれば、「正しい経営戦略」も「確かな経営管理」も、それをいったい誰が行なうのか、と考えれば「人材・組織」なわけで、ここでまた、殊更にそれが重要であるということに気が付きます。

 

 

 

 

人材育成への投資が重要であることについては、色々な話がありますが、最も有名な話の一つとして、「米百俵」の話があります。

 

 

 

 

幕末から明治初期にかけての長岡藩、財政が極めて困窮し、藩士たちはその日の食べ物にも苦慮するような状態であり、別の藩がこの窮状を支援するために、米を百俵援助することとなりました。

 

 

 

 

ところが、その米百俵を、長岡藩の大参事である小林虎三郎は、藩士に分け与えるのではなく、なんと、売却してしまいます。

 

 

 

 

そして、そのお金で学校を設立しようというのです。これは、当然藩士たちから猛反発を食らいます。そりゃそうですよね。やっとの思いで暮らしてきて、ようやく「これで助かる」と思ったら、その米を売ってしまうのですから。

 

 

 

 

それに対して、小林虎三郎は、

 

 

 

 

「百俵の米も、食えばたちまち無くなるが、教育に充てれば、明日の一万俵、百万俵となる」

 

 

 

 

と諭し、自らの政策を押し切ったという逸話です。

 

 

 

 

また、発展途上国支援における経験や在り方からも、学ぶところがあります。

 

 

 

 

「発展途上国に教育を」ということで、学校を建設するという支援がありますよね。一時期は、テレビ番組でもそういった企画を見かけました。しかし、結局、建物を建てたまでは良いものの、学校を経営・運営できる人材がおらず、先生をできる人がおらず、せっかく建てた建物が、廃墟になっていたりするそうです。

 

 

 

 

そういったことから、今は、学校を建設して終わりではなく、その後の運営支援までしなければ意味がない、ということが言われ、そういった形の支援が行なわれています。

 

 

 

 

そして、さらには、本当の支援の在り方を考えた時に、支援者はそこから撤退しなければならない、という考え方で、自立して成り立たせることを支援のゴールとして考えている団体もあります。そういったことから、次のステップとして、学校運営をできる経営人材の育成や、教師の育成に取り組み始めています。

 

 

 

 

会社でも似たようなことが起こっている場合があります。例えば・・・、

 

 

 

 

人事評価制度のシステムを導入したものの、それを活用する社員、特に中間管理者の考え方やスキルが、正しく有効に活用できるレベルになっておらず、全く機能しない。もっと酷ければ、想定した効果と別のことが起こり、かえって社員の不満を高めるようなことに繋がってしまっている、というケースも見られます。

 

 

 

 

マニュアルを作成したけど全く効果が上がらない、というのもよくある話ですよね。これも活用する人材、あるいは管理者が、そのマニュアルを使う価値や、その上手な使い方を理解できていないから、というのが大きな原因であったりします。

 

 

 

 

やはり、大自然の法則、原理原則としては「種をまき、丁寧に育てれば、実りが得られる」ということなのですね。種をまかなければ芽は出ませんし、種をまいただけでは実りは少なく、丁寧に育てれば大きな実りが得られる。人材育成というものは、まさに、この種まきや丁寧に育てることに他ならないでしょう。本当に大切なことだと改めて感じます。

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