マネージャーに必要な能力とは

ビジネススキル

皆さんこんにちは。

 

今回は、マネージャーに必要な能力を整理する為、「カッツ理論」について見ていきたいと思います。

 

 

「カッツ理論」とは、ハーバード大学のカッツ教授が1955年に提唱されたものです。

 

 

マネージャーに必要なスキルを3つに分類した理論で、現在でもマネージャーの評価や人材育成に活用されたりしている理論です。

 

 

そのスキルとは下記の3つになります。

 

・テクニカルスキル
・ヒューマンスキル
・コンセプチュアルスキル

 

テクニカル・スキルとは、業務遂行能力と呼ばれるもので、特定業務の遂行に必要な知識、技術の事を指し、経験や教育・訓練を通して習得されるスキルです。

 

また、専門分野に関する能力などを含んでおり、テクニカル・スキルを持っているということは、特定分野に対して十分な能力と知識があるということを表します。

 

例えば、総務部門では事務処理能力、経理部門なら簿記、システム部門ではプログラミング、営業ならプレゼンテーションといった能力を指します。

 

 

ヒューマンスキルとは、「対人関係能力」と呼ばれるもので、仕事や職場における人間関係を構築し、維持する技術を指します。

 

例えば、対人コミュニケーション能力、協調性、柔軟性などを指します。また、マネージャーの立場からみると、リーダーシップや部下の動機づけ等の理解との関りが大きく影響してくる部分でもあります。

 

 

コンセプチュアル・スキルとは、「概念化能力」と呼ばれるもので、組織や社会の全体を視野に入れながら、取り組むべき課題や問題の本質を的確に捉え、総合的な判断と決定を行う能力のことを指し、経営戦略の決定等に大きく影響してきます。

 

例えば、組織や社会に関する全般的な知識や論理的思考力、問題解決力等の能力を指します。

 

こうように見てみると、どのスキルも必要不可欠な様に思えます。

 

 

しかし、マネージャーと言っても、様々な立場が存在する中で、それぞれのスキルをどれだけ注力して獲得していけば良いのでしょうか?

 

 

 

カッツ理論では、

 

テクニカルスキルは現場の監督者(ロワーマネジメント)に特に求められ、
ヒューマンスキルはいわゆる管理職(ミドルマネジメント)に特に求められ、
コンセプチュアルスキルは経営者(トップマネジメント)に最も要求められる

 

と位置づけられています。

 

 

下記の図は、階層ごとに必要とされる能力の割合を表したものになります。

モデルカッツ

 

おおよそ、

 

Lower(監督者層)→テクニカルスキル60%+ヒューマンスキル30%+コンセプチュアルスキル10%
Middle(管理者層)→テクニカルスキル20%+ヒューマンスキル60%++コンセプチュアルスキル20%
Top(経営者層)→テクニカルスキル10%+ヒューマンスキル30%+コンセプチュアル・スキル60%

 

といったイメージで覚えておくとより分かり易いかもしれません。

 

テクニカルなスキルはある程度の経験を積めば自然と身につく事が多く、とりわけ、全階層に多く必要とされる、ヒューマンスキルを育成していくことが大きな課題になるのだと思います。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

自社のマネージャーが伸ばすべきスキルをしっかりと洗い出し、それを強化するタイミングを戦略的に計画していく事、また、その後の人事評価や人材育成に活用する事で、自社の経営基盤の底上げに繋げてみてはいかがでしょうか。

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