リーダーの影響力の源泉とは

影響力

皆さん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

 

アイ・コンサルティングの畑中です。

 

経営者や管理者の方々とお話をしていると度々下記のような話があがってきます。

 

「リーダーの言う事に対して反発的な従業員がいる。」
「上司の言う事を素直に聞いてくれない部下がいる。」

 

皆さんの会社ではいかがでしょうか?

 

 

そこで本日は、社会的勢力(個人が他者の行動や態度を変化させることのできる潜在的な影響力)についてみていきたいと思います。

 

社会的勢力については、フレンチとレイブンの研究が有名で、彼らは、他者や周囲に対する影響力を大きく下記の6つに分類しています。

 

① 報酬勢力(Reward Power)
相手に報酬を与える力や行為によって、相手に影響を及ぼす勢力のことをいいます。例えば、給与や昇進、賞賛などを与える力、ポジションが当てはまります。また、勢力の強さは受け手が期待する報酬の度合いに依存します。

 

② 強制勢力(Coercive Power)
影響の受け手が、従わなければ罰を受けるという予想する事から生じる勢力のことをいいます。例えば、叱責、減給、解雇、左遷などを与える力、ポジションが当てはまります。

 

③ 正当勢力(Legitimate Power)
影響の受け手が、影響の送り手は影響力を行使する正当な権利を有し、自分が従う義務があると感じる場合に成立する勢力のことをいいます。

 

④ 準拠勢力(Referent Power)
影響の受け手が、送り手に個人的な魅力を感じていたり、一体感を抱いている場合に成立する勢力のことをいいます。例えば、尊敬や憧れのある人に対しては、率先して従うといった場合がこれに当てはまります。

 

⑤ 専門勢力(Expert Power)
影響の受け手が、送り手の方が自分より技術、知識、能力などが優れていると感じている時に成立する勢力のことをいいます。

 

⑥ 情報勢力(Information Power)
特定の人しか知らない情報を持っていたり、それを巧みに発信する人から受ける勢力のことをいいます。また、そうした情報を駆使し、相手に対し、目的・背景などを上手に説明できる人などがこの勢力を有すると考えられます。

 

とりわけ、①報酬勢力、②強制勢力、③正当勢力は、会社から管理者に与えられた勢力であり、誰でも管理者になれば有する事の出来る勢力です。

 

中長期的な視点から組織を運営していくにあたっては、①報酬勢力、②強制勢力では限界が来てしまう為、それらを必要最小限に抑え、③正当勢力、④準拠勢力、⑤専門勢力、⑥情報勢力などをバランスよく発揮することが求められてきます。

 

また、④準拠勢力、⑤専門勢力は、管理者が自らの特性や努力で獲得する勢力です。これらの勢力を有する事で、部下からの信頼や尊敬を得る事に繋がり、メンバーとの一体感を高めていく事が可能となります。そうした面で、この二つの勢力は非常に重要であると言えます。

 

一方で、リーダーがフォロワーに与える準拠勢力は、行き過ぎると、リーダーの思想を全て受入れ、自律的に思考することを止めてしまう人材にしてしまうという危険性があることも意識しておく必要があります。

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

 

リーダーとして、また管理者、上司として、より自分に必要な“影響力”について、客観的な視点から整理し、より効果的にリーダシップを発揮する事で、今後の組織運営に活かしてみてはいかがでしょうか。

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